2012年01月14日

[小説]女神の護り手 プロローグ

おひさしぶり。

紅閃光です。

とりあえず、あけましておめでとうございます。

まずはちょっと個人的挨拶を。

masaruruさん、ゲームで会わなくなって久しいのに、このサイトに足を運んでくれて、すごくうれしい。
足を運ぶたび更新していないせいで無駄足を踏ませたかもしれないね。ごめんね。
がっかりさせないようにがんばる。たぶん。

ネコさん、ゲームの中で会うけど、やっぱり外でもつながりがあるとうれしいね。
今年もまったり楽しもうね。

それから、書き込みこそしていないけど、どうも何度か足を運んでいるらしき方々、
今年もヾ(☆´・ω・)ゞヨロシクネヾ(・ω・`★)ゞ


1年間で記事3つとか、ひどいことになっていたけど、ちょっと再生するプランがあります。

わたしは子供のころちょっと特殊な環境にいたせいで、やりたいことができなかった背景があって、大人になったらいろいろしたいと思ってました。

テレビゲームを飽きるまでしたい。
ゲームブックを自作したけど、コンピュータゲームを作りたい。
ポケコンで遊んでいたけど、パソコンでぶいぶいしたい。
ついでにパソコンでなにかソフトを作りたい。
ロボットを作りたい。このために工業高校に行ってたみたいなもんだね。工業高校は女の子が少なくてさびしかったけど。
もともと本はたくさん読んだけど、もっとたくさん読みたい。
そして小説を書きたい。
あとアニメをもっとみたいってのもあったね。

このサイトではその反動の一環が反映されてたりもするのです。

で、とりあえず小説を書き始めました。
昔からチョコ・・・チョコ・・・と書いてるのはあったけど、たいてい設定どまりでした。
このサイトもインパクトのあるネタが思いつかないので、心機一転してこのサイトで駄作を公開することにしました。
たぶん後悔するだろうけど。
小説投稿サイトにあげようかとも思ったけど、国語とかいまいちだし、ここも放置したくないし、あとであげるのは何ぼでもできるので、とりあえずここでいいや。
べ、べつに怖気ついたわけじゃないんだからね!


ともかく、少しずつ書いてみることにしました。
たぶん筆は遅め。

内容としては、現代の日本らしきところに住む誰かがSF的ななにかで中世ファンタジーな異世界に送られて第2の人生を送ります。
剣と魔法とモンスターもりだくさん。
学園ものかもしれません。
細腕繁盛記はたぶんありません。
俺TUEEEEEになるかもしれませんが、主人公最強ではありません。たぶん。むしろ最弱スタート。
ハーレム展開はわかりませんが、エロは無いです。
メタりません。


(所要時間14分)女神の護り手 プロローグ
「──様・・・ご主人様・・・」
誰かがわたしの停滞意識領域に呼びかける。意識レベルが上がり、わたしは半覚醒状態になる。
とりあえずチャート(運航スケジュール)を確認する。行程は・・・まだ半分を過ぎたところか。自動的にいくつかの情報が意識に投影される。トラブルが起きたようだ。優先タグがついた情報を受け入れるには意識レベルが足りないようだ。
些細な問題ならすぐに眠りにつくことになろうが、かなり重要度が高いようだ・・・人身事故?
わたしは意識レベルをトップに入れる。身体の停滞を解除するのは時間がかかるので待機状態にしてあるアバタラに接続する。意識リンクはスムーズに行われ、わたしの目の前には暗い部屋にいくつもの計器が浮かび上がる。
ゆっくりと部屋が明るくなる中、タイミングを合わせたかのように、というよりタイミングを合わせたのだろうがベルルの擬体が入ってきた。
「おはようございます。ご主人様」
「おはよう。ベルル。状況は?」
ベルルはこの船の管理人格だ。とはいってもこの船はわたしの所有物ではない。いわゆるレンタシップだ。ゆえに、ご主人様と呼ばれるのは違うような気がするのだけど・・・。しかしベルルの人格は私に対してチューニングされているとなればご主人というのも間違っていないのかもしれない。前からちょっと好感度が高すぎる気がしている。
ベルルの擬体はまさしく妖精のような姿をしている。羽こそ生えていないもののひらひらとした半透明の布が複雑に重なり合ったような服を着ている。
「9時間ほど前に3回目の時空陥穽に入りましたが、どうやらそのときにヒトをひっかけてしまった模様です。」
「死・・・んだの?」
「仮に被害者と呼びますが、被害者の肉体は空間的プレス状態です。主観時間が停止しているので一応は回復可能です。破棄してもよろしいですか?」
「・・・・・・」
思わず捨ててどうすると口走りそうになったが、それが『彼等』からすれば当たり前の行動なのだ。
時空陥穽航法。この航法は複雑に重なり合った多元時空を高次元のルールで整列して陥穽、すなわち世界に穴を穿ちながら落ちていくことで空間移動するものだ。残念ながら時間移動はできないが。世界に穴を穿つといっても、その世界の中に物理的な影響が出ることはほとんどない。ほとんど、というのが曲者で、ごくわずかの確立で通過途中の世界構造に影響が出ることがある。ふつうに時空陥穽航行すれば数百の世界を通り抜けることはザラなので、10回陥穽航法船に乗れば1回ぐらいは'当たる'というのは耳にしたことがある。
なので時空陥穽航路に選ばれている世界は文明レベルの低い、すなわち時空障壁にアクセスできる技術を持たない世界だ。
極端に言えば世界の中の人々に何が起きたか理解できる技術があるかどうかということになる。『彼等』の常識からすればそのような未開の生物は森に住む獣と同じ扱いなのだ。
ほとんどの場合、そのような事故の被害者は放置される。未開世界の生命が塵芥だと公言するようなヒトはいないが、チャートに遅滞を生じることと天秤にかけられれば無視されることがほとんどだ。
今回、ベルルは私に判断を仰いだが、それは私専用にチューニングされたベルルだからこそだ。トラブルとして権限者に通知し、かつ’被害者’と呼ぶのであって、ほとんどの場合は自動的に無視されるはずだ。つまり、今回のような事故は『彼等』にとって社会的には’無いもの’として扱うべきものなのかもしれない。
だけど・・・。私には無かったことにはできない。
「被害者を回収して、できるだけ回復して。目算は?」
「チャートの遅延はありません。生体の回復方法は回収後に検討になります。被害者の出生世界の特定にはコストが許容値を超えるのでこの船体では実行できません。出生世界が特定できたとしても被害者の送還はほぼ不可能です。」
「そう・・・とりあえず回収して。回復プランの検討を。」
彼(彼女かもしれないが)が意識が回復しても生まれ育った世界に帰るのは絶望的だろう。ここが定期航路ならばまだ可能性はあるかもしれない。だけどこの航路は今回だけ、いわば私のためだけの航路といってもいいぐらいのものだ。そしておそらく私がこの航路を引き返す機会は二度とないだろう。彼の人生は奪われたのだ、わたしに。恨まれるのは仕方ないだろう。事故に逢ったのは私も彼も運が悪かったとしかいえない。このような事故を避けるのであれば陥穽航路の選定基準を改定するぐらいしかない。だが、私の理性は不可能だと結論を出す。そうなれば陥穽航法そのものが使い物にならなくなる。
『彼等』ではない。わたしもその一員、『我等』なのだ。今回は被害者の肉体が船殻に引っかかったが、そうでなかった場合、Uターンもままならないのだ。もしそうだったらおそらく私はそれを言い訳にするだろう。
けれど、今は彼はここに、この船に存在する。おそらくは彼は私に準備できうる第2の人生を生きることを選択することになるだろう。今まで生を選択してきたのならば絶望とも向き合えるはずだ。私はそれを見守ろう。

「ご主人様、被害者の解析が済みました。」
「私の星で住めそう?」
彼を復元しても私の星に連れて行くしかない。それはベルルにもわかっているだろう。チューニングによって私の基本的な志向は読めるはずだから。
「素体のままでは難しいかと。形体はご主人様の星のヒューマノイドタイプとほぼ同じです。ですが、マナ器官だけでなくアストラルアクセッサーがほとんど発達していません。また、低重力星だったようで最大適応してもご主人様の星のヒトの幼児程度の身体能力しか得られません。ちなみに雄性体の幼体のようです。」
ベルルは一呼吸おくかのように言葉をとめて続ける。呼吸などしていないはずだが。
「居住するということが自活できるレベルとするなら、機械系の補助は除外します。まずは神経系以外を有機擬体に置き換える方法があります。今のご主人様のアバタラとほぼ同じですね。」
ふむ・・・この体は本体と形態が違うのに非常に使いやすい。問題はヒトの体より便利すぎることぐらいか。
「もしくは近似有機生命体なので遺伝子を置換することが可能です。ただし遺伝子素が4つなので追加する必要があり、肉体形成にかなり時間がかかります。まだ現地で肉体を確保して融合させたほうが効率的ですね。」
「もうひとつは・・・あまりおすすめしませんがご主人様のシードで眷属と化す方法ですね。ご存知のように強制適合できますので拒絶反応はありません。」
それがあったか。責任を取る上でも最上ではないだろうか。母星を離れていたせいで思いつかなかった。ちょっと恥ずかしいし・・・。
「シードを使います。」
断定するように告げると、ベルルはめずらしく変な表情をする。不服?ベルルは船の管理人格にしては非常に表情が豊かのように思える。そんなに多数の船に乗ったことは無いが・・・。少なくとも向こうの星で会った擬体はみんな感情の無いロボットのようだったし。
「よろしいのですか?眷属の作成は中央評議会に報告する必要があります。ご主人様に近い要素を得ますのでいつかは階梯を登る可能性もあります。そこまでする必要は無いのでは?’よくある事故’のひとつですよ。」
「ベルル、私の世界もつい先ほどまで時空接続レベルは認定外だったのですよ。彼らの世界が認定を受けるのはまだ数百年はかかるのかもしれませんが、彼らと私の世界は扱いの上でたいした違いはありませんでした。私はまだまだ新米の神ですがせめて目の届く範囲で何とかしたいと思います。それが私にできる責任のとりかただと思うのです。それに赴任してしまったら世界への干渉は控えなくてはならないでしょう?今ならできることも、できなくなるのならせめて今ぐらい我慢したくないのです。」
「責任・・・ですか。未来までの?」
「そうです。おそらくはヒトの寿命以上には生きたくは無いでしょうから1000年は無いでしょうが。」
「了解しました。ならばわたくしにもシードをお与えください。」
「は!?な、なんで?」
いきなりなにを言い出すのこの子は?
「ご主人様は甘く見ています。ご主人様の星の生物を眷属するのとはわけが違います。彼は身体を作り変えられた上で文字通り異世界に放り出されることになるのですよ?新しい現実を受け入れるにあたり、どこがどう違うのかそれなりに1:1で教え込む必要があります。彼を宮殿に置くことはできません。すくなくとも当分は。ご主人様も当面ひとりで執星をとらなければいけないはずです。あまり時間は取れないはずですよ。それとも一人放り出して実地研修といきますか?」
「それは・・・そうだけれど。でもなるべく時間を作って話してあげるから・・・」
「大甘です!」
なんだこれ。ひょっとしてこれは怒られているところ?それにしてはベルルは見たこと無いぐらいにニマニマしているし。なんだこれ。
「わたくしを眷属にすれば執星をお手伝いすることもできますし、なにより彼とチューニングすることで足りない知識を知ることができます。ご主人様と彼の世界の違いはわたくしが一番理解できることになります。」
「でも・・・ほら、ベルルは私の所有物ではないし・・・。私を送った後は帰るんじゃないの?」
「わたくしの所有者はわたくしではありません。どうせこの先見ず知らずのヒトを運ぶだけの人生です。わたくしなどいなくとも幾億もの姉妹たちが世界を跳びまわります。それに今まで何人ものヒトとチューニングしてきましたが、ご主人様が一番好み・・・ええと、わたくしの人格とフィーリングが合うのです。わたくしを貰ってください。」
なんか後ろだけ聞くとアレだ。ひょっとして私かなり追い込まれている?
「でも・・・一人乗りとはいえ時空陥穽船なんてすごく高価じゃない?わたしの星は連邦のひとつとして数えられたばっかりだから支払いが・・・。」
「龍紅玉・・・」
チッ・・・やっぱりばれてるか。チューニングしたのだから私の知識と行動が駄々漏れだからね。
「龍紅玉は連邦社会において非常に希少性が高い物質です。セントラルバンクにいくつかを塊で置いてきましたよね。緊急用に。石ころぐらいでも船どころか未開世界のひとつやふたつ買えるはずです。ご主人様の責任を果たすのにわたくしはお役に立てないのでしょうか?」
ベルルがころっと表情を変えて涙を流さんばかりに私を見上げてくる。
「あーもう、わかったわかった。あなたを購入して、眷族にして、執星補助者として登録申請すればいいのね?」
「はい!書類はこちらで用意しますのであとでアストラル認証をお願いします。」
一転してにこやかな笑顔。まぁ喜んでいるのならいいのだけどね。
「そういえば、いいの?世界を翔けることはほとんど無くなるのよ?飛びたいものじゃないの?船としては。」
「いいえ、かまいません。どうせならご主人様の御座船として使っていただければ世界の中を飛び回ることはありますよね。これでもわたくし、陥穽しなくともご主人様の世界の船には負けませんよ?」
それはそうだ。私の世界にはまだ陥穽できる船自体がない。人力車と自動車を比べているようなものだ。まぁ、私の本来の身体でなら負ける気はしないが。とはいえ世界の端から端までならちょっとつらい。
「それに、ご主人様と初めてチューニングしたときから眷属になれたらいいなと思ってました!」
まさか計画通り!?いや、陥穽事故なんて起こそうとしても起こせるものではないから事故そのものは偶然だろうけど・・・。恐ろしい子。
「まぁいいわ。私はシードを用意するから、準備を進めてちょうだい。」
「了解しました。ご主人様。」
「あぁ、それから・・・。」
部屋から出て行こうとしたベルルを呼び止める。
「さっき、あなたの所有者はあなたではないと言ったわね。」
「なんでしょうか?」
「私はあなたを買い上げるけど、あなたの所有者になるつもりは無いわ。私の眷属になるというのなら、あなたの所有者はあなただけよ。わかるわね?」
「はい。マイマザー。」
そう言ってベルルは華のような笑顔でうなずいた。

ベルルが出て行ったあと部屋の照明はゆっくりと暗くなってくる。とりあえずアバタラのリンクを解かなければ。しばらく眠るイメージを行う。
眷属・・・私はほかの同族にくらべるとあまり眷属を作ってこなかったし、作ったほとんどが独り立ちしてなんらかの要職についている。眷属はそうそう気軽に作るものではないという思いがあるが、いつでも好きなとき作ることができた。しかし今後はいろいろ条件がつくことになってしまった。ひょっとするともう数百年は作る機会は無いかもしれない。私の種族は個人の生殖行為で増えるわけではないので、眷属は子といってもいい。ベルルと彼は最後の子となる・・・そう考えるとすこし期待にも似た高揚がある。
ベルルは想像以上にできる子のようだ。半ば誘導された形にはなるが、能力も人格にもいやおうない。こうなったら事務関係は全部まかせてしまおう。そして彼はどんな子だろうか?当分は恨みつらみがあるかもしれないが・・・新しい人生が始まれば前向きになるしかないのではないかと期待するのは楽観過ぎるか?そのようなことを考えながらゆっくりとやってきたまどろみに身を任せた。


to be continued


と、いうことで、初公開いかがでしたでしょうか。
プロローグということもあり、いまのところさっぱり意味がわからないでしょう。
小出しに分割しようかと思いましたがただでさえ意味がわからないのがもっとわからなくなりそうなので多目の投入です。
本章はもっと小出しにしたいです。

はい、主人公は男の子です。
プロローグのヒトは女神さまです。
プロローグで語られている設定の半分以上はおそらく本章で登場しません。
ド━━━m9(゚∀゚)━━━ン!!

レギュラーキャラをとりあえず10人ぐらい考えてみましたが、名前が決まらず一人しか決まってません。
名前決まってないのに本章スタート!?
うーん・・・まおゆうみたいに役名でいきたいところだけどそんなスキルは無い。
あー、どうせならタイトルを「ご主人様は女神さま!?」とかにしとけばよかったか。

まぁ、とりあえず今から本章書き始めます。その前に名前か。
エターにならないようにがんばってみます。しかし坂を登り始めるかもしれません。
投稿間際にはコメントで予告します。

それでは、今日はこの辺で。
お湯カレー
posted by 紅閃光 at 15:17| Comment(3) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
紅さん紅さん♪
楽しみにしてました(*´∀`*)

言葉難しかったけど面白かったー(*´Д`)
続き楽しみにしてますw
Posted by ネコ at 2012年01月19日 02:15
アリガト! (´▽`)
まぁ、本編は主人公目線になるので、難しい言葉にはだいたい説明が入るよ。
一般的な日本人の視点と女神さま達の視点が違うんだよーということを表現する試みなんだね?
Posted by 紅閃光 at 2012年01月20日 04:53
今日第1話投稿しようと思ったら持病の頭痛きたので c⌒っ ´ρ`)っφ
またあした・・・
Posted by 紅閃光 at 2012年01月23日 22:22
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