2012年02月03日

[小説] 女神の護り手 序章(1)

ども、紅閃光です。

とりあえず小説を書き始めてみたものの、自分に国語力が不足しすぎていることに気がついちゃいました。
まぁ、過去記事見れば明らかといえば明らかなのだけど。
とはいえ、まだやめとぅない。
正直、小説を読むのは楽しいけど、思ったより書くのも楽しい。
まだまだ自慰小説だけどねー。

構成がぜんぜんいまいちだけど、とりあえず書いてみる。
そのうち再構成とか校正すればそれなりのものにはなるんじゃないかと期待する。

ちょっと細切れになるけど、少しずつアップしていきたいなっと。



(所要時間5分)女神の護り手 序章(1)


銅鑼を叩いたような轟音とともに水元竜弥(ミナモトタツミ)の視界が一瞬で捻じ曲がった。
とっさに体を動かそうとしても身動きひとつできない。
何が、起きた?
脳裏にその様な思考が走ると、次いで子供のときの事故の記憶が浮かび上がってきた。
これはあの時と同じ──。
そう思い至ったももの、前方から光の壁が向かってきた。
昔はこんなことはなかった。これは昔とは違う。
自分が光に包まれたと感じ、ついで意識がぐらぐらする。
すでに立っているのか浮いているのかまったくわからない。
これが、死か?そう思った直後に竜弥はなにも感じ取れなくなった。

かつて竜弥には両親がいた。
もちろん両親がいなければ子供など生まれるはずもないが、親二人子一人の典型的な家庭で育った。
もうじき妹が生まれるということもあり、笑顔の尽きない両親に当時の竜弥には漠然とうちは幸せなんだろうと思っていた。
転機は父親の転勤で引越しすることになったことだった。
ともだちと離れたくない、その思いから竜弥は激しく駄々をこねて抵抗した。
両親は困ったあげく竜弥のご機嫌をとるためにいわゆるお出かけを敢行したのだ。
懐柔なんかされないぞと心に誓っていた竜弥はしかし両親は自分のことが好きであり、自分も両親が好きであることを自覚した。
引越しは父の仕事のせいだが、父が仕事をするのは家族の、つまり竜弥のためであることはなんとなく理解していた。
それにくらべ、ともだちと離れたくないというのは自分だけのためで、親のためになるだろうか?比べるとやはり自分が間違っている。そう考えると竜弥は自分が折れるしかないと理解した。
竜弥は「両親は子供の為の奉仕者だ」という考えをそろそろ卒業しかける時期を迎えていた。妹の出現がほんの少しだけ心の時計を進めたのかもしれない。
だけどもあれほど激しく抵抗しておきながらあっさり’接待’で懐柔されて意見を代えるのはすごく嫌だった。そこで内心は引越しを受け入れつつ、もうすこし’接待’を引き伸ばすことにした。
するとどうだろう、めったに無い外食に行くことになり、竜弥は有頂天になったのだった。

悲劇が起きたのはその帰り道だ。
歩道を歩く3人にすごいスピードで一台の車が襲い掛かってきたのだ。
竜弥が気がついたときは病院で、父も母もそしてまだ見たことの無い妹もみんないなくなったことを知った。
ずっと後で知ったことだが、加害者は運転中に脳溢血で意識がなくなりアクセルを踏み込んだまま車が暴走したのだ。その加害者も死亡していた。
どうやら親類縁者がいなかったようで、ひとりぼっちになった竜弥に引き取り手が現れることは無かった。
結局、民間の孤児院に引き取られることになり、竜弥はそこで現代の生き地獄といっていい生活を送ることになるのだった。
もしあのとき自分がわがままを言わなければ──その後悔が竜弥をずっと縛り続けた。
過去の後悔と現在の絶望、未来への不安。竜弥は社交的で明朗快活とは真逆の少年時代を送った。

どこか遠くから母の声が聞こえた気がした。今となっては母の顔さえおぼろげにしか浮かばないが、懐かしい思いがとても強く胸をしめつけたことで、竜弥は自分が目覚めたことを知った。
しかし目の前は真っ暗で自分が目を開けているのか閉じているのかわからないぐらいだ。
音も何も聞こえない。
時間の経過どころか方向感覚すらわからなくなるような一切の無。
自分がどこにいるかわからない。
自分の体すらあるかどうかがわからない。
これがあの世なのかそれとも夢なのか・・・「我思う、ゆえに我あり」デカルトの提唱した命題だが、竜弥はとりあえず自分という意識が存在している、自分はここにいると気がついた。

ふと周囲がゆっくりと明るくなってきていた。
顔は動かないし目も動かないが、不思議と視界だけが動いた。
目に見える限り凹凸も模様もないのっぺりとした天井と、それ自体が光っている壁しかないようだ。
形状もよくわからず四角い部屋なのかドーム型の部屋なのか、それどころか部屋がどれぐらいの広さなのかもわからない。
ただ一色の白。
明かりはまぶしすぎないところでとまっていた。
自分の体はどうなっているのか?見たいと思ってもまったく見えない。

鈴が鳴ったような音がして、同時になにひとつ表情が無かった壁にくぼみができた。
くぼみではなくそれは通路だったようで、誰かが、いや何者かが部屋に入ってきた。
その相手は竜弥の視界の正面に並んで立つ。
それは一目で、日本はもとより地球で当たり前のように見ることのできる人間でないことは明らかな二つの存在だった。


to be continued



と、いうことでなんとか本章スタートしました。
序章ってかいてあるけど、1章ってことね。

なんとか主人公の名前も決まりました。
1公開で一人ずつ名前は登場かも・・・


次回は数日後にお届けします。


ここ2週間めっさ忙しくて、ここ数年ぶりで一番忙しかったですよ。
11日連続勤務残業付はいままでに経験がなかたとです。
近年、19時以降は夕食を食べないようにしているので、夕食抜きが連続・・・。
( ゜∀゜)o彡゜三連休!三連休!

では、今日はこの辺で。
お湯カレー
posted by 紅閃光 at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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